お疲れ様です!
東京ソワール2-2
D・A法検証から約1ヶ月、常にトップを走り続ける東京ソワール(8040)
お~麗しきかな東京ソワール

現在のチャートはこんな感じです。
東京ソワール6/25

にしても何故下がらん!
ということで調べていると、こんなニュースが

【M&A速報:2021/06/17(1)】フリージア・マクロスが出資する東京ソワール、買収防衛策を導入(株探HPより)

なんと!買収防衛策の導入をしていたのか。

…え買収?

そんな感じだったの?結構大事では…
(私のチェックが遅すぎました

ということで、東京ソワールから発表された文書を読んで現在どういう状況なのか把握できればと思います。
(分からない言葉も勉強しつつ

では行ってみましょう

【東京ソワール(8040)買収防衛策の導入】

東京ソワールが6月16日に発表した
”フリージア・マクロス株式会社及びその関係者による大規模買付行為等の対応策(買収防衛策)の導入に関するお知らせ”
を元に私のざっくりとしたイメージで読み解いていきます。

6月16日の取締役会において、「不適切な者」によって今後の財務・事業方針の決定を支配されることを防止するための対応策の導入を決定。

では、この不適切な者とは誰か?
最近東京ソワールの株式を大量に買い付けているフリージア・マクロス(6343)です。

このままでは企業価値の向上および株主の利益向上のための事業方針が決定できなくなるのではないか。
と危惧している状況のようです。

言ってしまえば、完全に「目の敵」です 

ではなぜ、東京ソワール側がそんなに危惧しているのか。

以下の理由が述べられています。

(1)フリージア・マクロス社の保有目的は「当社の持分法適用関連会社化及び資本業務提携の交渉に際しての交渉力の強化」とされているが、そもそも東京ソワールに対して事前連絡もなかった。

(2)2021年4月2日以降買増しを続け、6月8日時点において保有割合にして11.76%(総株主の議決権の数に対する割合として13.43%)に相当する株式を保有し筆頭株主となっている。

(3)株式会社ラピーヌ(8143)を通じて間接的に、フリージア・マクロス社に対して直接的に、資本業務提携に関する考えを伺いたい旨の連絡をしたものの、その考えを聞かせてもらえない。

ということです。

そもそも「
持分法適用関連会社化」とはなんぞや?

”持分法とは、わかりやすくいうと連結決算において、連結子会社・関連会社の損益を財務諸表に示す会計方法です。
”親会社が株式の20%以上50%保有する非連結子会社と関連会社が持分法適用関連会社となります。”
ZAi探さんのHPより一部引用。分かりやすいです。)

完全子会社まではいかんけど、財務・事業方針には口出しするよー。
という権限がある。

そんなイメージです。

「それはちょっと待ってくれ!納得いかんぜよ
ということで買収防衛策の導入です。

*これには株主の意思を確認する必要があるようで、7月下旬~8月中旬に開催予定の臨時株主総会で承認されなければ防衛策は廃止されるようです。

さらに気になるのは何でいきなりラピーヌが出てきた?
というところです。
(*ラピーヌの大株主はフリージア・マクロスでした!
そして、噂の「
持分法適用関連会社化」されているようです。)

さらに読み進めていくと、
以前
ラピーヌ(フリージア・マクロスが持分法適用関連会社化する前)から東京ソワールへ業務提携の打診があった。
→東京ソワール側はあまり積極的ではなかった。

再度、
ラピーヌ(フリージア・マクロスが持分法適用関連会社化後)から東京ソワールへ業務提携の打診があった。
→やはり、積極的ではない。

そんな中、水面下でフリージア・マクロスが東京ソワールの株式を大量に買い付け。

東京ソワールを
持分法適用関連会社化にして、無理矢理業務提携させたい。

そんな思惑が見え隠れします。(これはあくまで私の妄想です

【買収防衛策の具体的な中身は…】

では、実際どうやって対抗するのか見ていきます。

【新株予約権の無償割当】
東京ソワールによる新株予約権の取得と引き換えに、非適格者以外の株主に対して株式が交付されます。
もちろん、ここでいう非適格者はフリージア・マクロスです。
この対抗策によってフリージア・マクロスの有する株式の割合がある程度希釈されます。

ちなみに、普通株式1株につき新株予約権1個の割合です。

ただ、この対抗策が実施されるまでに様々な手続きがあり、実際に実行されるか分かりません。
時間も結構かかるのではないかと考えます。
100株持ってる人が「これガチホしてたら200株になるよね?」と思って保有していたとしても、その願いが叶うかどうかは今後の動向次第です。

【今後の株価にどう影響するのか】

今の思惑を考えれば、安値で保有している人は売らない可能性が高いです。
また、フリージア・マクロスも持分法適用関連会社化したいのであれば、大量買い付けした株式は売らないはずです。
そして東京ソワールの日々の出来高は元々少ない。
ということは大量の売りが出ない限りは暴落しないかもしれません。

大量の売りが出る可能性としては信用取引でトレードする大口トレーダーです。
にしても、この銘柄で大きなトレードするのかなー。
というのが私の印象です。

ま、今後の株価がどうなろうとD・A法を検証している私はもちろん「ガチホ」です

今後も要チェックで行きましょう
東京…ソワーーーーーール(言いたいだけ!)

*発表された文書はとても長くて、正直全ての内容を把握し切れていません
もし良ければ一度ご自身で確認してみて下さい。

最後まで読んで頂き大変嬉しいです!
いつもありがとうございます
黄アニメ次へ
こちらの記事にも東京ソワール!

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